「お問い合わせメールやお問合せ電話」から抜粋しました。

皆さんがバイクを買ったらSTDのままで乗る人もいれば、まずはマフラーから取り換えて見た目と性能アップを目指してスープアップしていくと思います。

キャブレター仕様の場合は吸気や排気の効率が変わってもポート(穴)なので勝手に吸われて多少の補正は自然にできています。

インジェクションではどうでしょうか?

吸気や排気の効率が変わっても、決められたフューエルマップなので、大きく変化すると燃料が追いつけないこともあります。逆に言えばノーマルと同じ効率のマフラーであればそのままでも不具合なく走れるということになります。   補正する各センサーは有りますが基準はノーマルマフラーです。

そこで、燃料の調整が必要になりますが、キャブレターだとメインジェットやニードルの形状や段数で調整します。

インジェクションのバイクは何で調整すればいいのでしょうか?

バイクのECUに介入して噴射開弁時間を調整することになりますが、方法は簡易的なサブコン、もう少し踏み込んだサブコン、細かく調整のできるフルコンが選択肢としてあります。共通するのはインジェクターの開弁している時間の調整です。

簡易的なサブコン⇒当社では i-con mini という商品になります。

回転数の範囲を全体的に薄くしたり濃くしたり12段階調整できます。

もう少し高度なサブコン⇒当社では i-conⅢに相当します。

横軸に回転数、縦軸にスロットル開度で3Dフューエルマップを作製でき3パターンのマップをメモリーできます。

点火信号マップはi-conⅢでは採用していません。市販の燃料とSTDエンジンがほとんどなのでリスク回避のためでもあります。

フルコンはフルコンピューターでECUをごっそり交換するタイプです。

配線から燃料噴射マップ、点火信号マップ、始動系統など、まったく白紙の状態からマップを作りこみますのでコストはそれなりに覚悟が必要ですが細かく調整ができるので、大きく改造したエンジンなどはメリットがあります。

目的に合ったものを選ぶのがコストパフォーマンスということになります。

みんなの疑問(その2)に続けていきたいと思いますので、こんなこと聞きたいと思うこと等々お気軽にお問合せください。内容によっては公表できないものも有りますので、その際はご了承願います。