Kawasaki Ninja250で取付け後の初期学習をします。

(重要)学習後の③ボタン、④ボタン同時押しで記録させることが重要になります。

i-conⅢ配線を取り付けた後、復帰カプラーを刺して、スロットル全閉電圧が安定するためエンジン暖気をします。

暖気後、i-conⅢ本体を繋ぎます。

ここから初期学習の作業開始!  *エンジンは回さないでください‼

1.イグニッションキースイッチをONにします。電圧計表示します。(i-conⅢOFF状態)

電源線12V が入力されていることが確認できます。

2.④ボタンを押し⇒画面下の[MAIN・1・2・3・4・5・6・7]の1page初期学習の画面にします。

③ボタンでカーソルをCLOSEの欄に移動

画面左下の入力電圧をCLOSEに①ボタンを押して記録させます。500mv⇒Ninja250テスト車両の場合、1010mv

③ボタンでカーソルをOPENの欄に移動

アクセル開度をストッパーまで全開にしたまま①ボタンを押して記録させます。画面左下の入力電圧が変化します。

変化しない場合は配線の繋ぎ間違いが考えられます。4500mv⇒Ninja250の場合、4180mv

スロットル開度電圧が右側の欄にそれぞれ移動できれば、③+④ボタンを同時押しでi-conⅢに記録させます。

この作業が出来ていないとデフォルト電圧値CLOSE500mv・OPEN4500mvになったままになりますので重要になります。

3.電圧計表示画面に戻りますので①ボタン長押し⇒MAIN画面になります。

③+④ボタン同時押しで記録させれば、キーON時MAIN画面から表示します。

4.イグニッションキースイッチをOFFからONにし、エンジンを回して回転数表示の確認をします。

車体のタコメーターとi-conⅢタコメーターがほぼ合っていればOKです。

半分や倍の表示の場合は気筒数設定、入力タイプなど、見直してください。

回転信号の波数を表示させるため実際のシリンダー数と異なることがあります。

5.1page初期学習画面でスロットル開度学習が記録されていればイグニッションキーを再びONにしたときも記録された状態になっています。

6.④ボタンで2pageでセッティング作業になります。

7.数値など変更した時は必ず③+④ボタン同時押しして記録を忘れないようにしてください。

イベントでも作業前には確認して、違っている場合は学習をします。スロットル開度学習をやって最後の記録が抜けているのでデフォルト値になったまま正確な電圧になっていないので補正値が正しく反映されていない場合がございます。